Slovenia
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2
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2-0
0-2 |
2
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USA
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ビルサ リュビヤンキッチ |
13' 42' |
得点者
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48' 82' |
ドノヴァン ブラッドリー |
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FIFA.com 選定 | Qoly.jp 選定 | |
ドノヴァン(アメリカ) | アルティドア(アメリカ) |
スロベニアに2点のリードを奪われたアメリカだったが、後半に上げたドノヴァンとブラッドリーのゴールで辛くも追い付いた。
前半45分を見ただけでは、スロベニアが今大会初の決勝トーナメント進出国になるかと思われるほど、彼らのパフォーマンスは出色していた。きれいな4-4-2を敷きながら、要所要所でチェック&カバーを正確に行い、堅固な守備ブロックを披露。アメリカにはロングボールのみしか攻撃法を与えず、キーマンであるドノヴァンやデンプシーをピッチ上から消し去った。攻撃面だけではなく、守備面でも大小様々なミスを頻発させていたアメリカを尻目に、13分にビルサが鮮やかなミドルシュートで先制点を奪うと、終了間際にはリュビヤノヴィッチも追加点を獲得。スロベニアが2点のリードを奪い、前半戦を終えた。
しかし、後半に入ると、事態は一転。後半開始直後に、何でもないロングボールの対応を誤ったツェサルのミスを突いたドノヴァンが追撃弾を上げると、 以降はアメリカペースに。質が高かったわけではなかったが、スロベニアが集中力やエネルギーを切らし始め、82分にはドノヴァンの長いボールをアルティドアが落として、ブラッドリーがそれに飛び込む形で遂に同点へ。一時は、「GL敗退」というフレーズが脳裏によぎったが、いかにもアメリカ人らしい“諦めない心”で希望をアルジェリア戦に繋げた。