イングランド×アルジェリア戦はスアコアレスのドローに終わってしまったが、下記はその試合に出場したイングランド代表選手を個別に評価したものである。
■No.1 ジェイムズ 【GK】 5.5
仕事という仕事はセットプレイの場面ぐらいであったが、ハイボールをファンブルしたり、バックパスの処理を誤ったり、小さなミスはいくつもあった。グリーンに勝っていた点は、大きなミスがなかったということぐらい。
■No.2 ジョンソン 【RB】 6.0
何度か高い位置まで攻め上がり、クロスボールを供給するシーンも。全体的には及第点か。
■No.3 A・コール 【LB】 6.5
アメリカ戦に引き続き、不安定なチームにおいて、唯一といっていいほど及第点以上のパフォーマンスを継続。ジェラードとのコンビで左サイドを駆け上がった。
■No.4 ジェラード 【LH】 5.5
ポジションがサイドになったことで、アメリカ戦よりは決定機に顔を出していたが、いつものジェラードではなかった。
■No.6 テリー 【CB】 5.0
相手のシュートに対して、きっちりコースに入ってブロックしていたが、マトムール相手に苦戦したり、とんでもないパスミスを犯したりと辛い評価を付けざるを得ない。
■No.7 レノン 【RH】 4.5
そろそろベンチへの降格時か。昨季の故障以来、本調子がまったく見られない。世界を驚かす才能を持っているにも関わらず、ここまで自信のないプレイを続けては宝の持ち腐れだ。
■No.8 ランパード 【CH】 5.5
アメリカ戦よりは高い位置でプレイを行い、ゴール前でシュートチャンスもあった。だが、こちらもジェラードと同様に、いつものランパードではなかった。
■No.10 ルーニー 【ST】 6.0
ゴールが遠いチームを叱咤激励するかのごとく、全力で走りまわった。だが、味方とのパス交換や、円熟期に入っているヘスキーとのコンビネーションで攻め込むも、シュート数はわずかに3本。ストライカーとしての役目を全うさせて上げて欲しい。
■No.14 バリー 【CH】6.5
彼が入ったことで、確実にイングランドの中盤は構成力を増した。ここにきてスタートから起用できるようになったことは、大きな収穫だ。
■No.18 キャラガー 【CB】 5.0
対人戦では強さを発揮するも、フィードミス、クリアミスなど、味方をヒヤヒヤさせるプレイも多かった。「無失点に抑えた」と言えば聞こえはいいが・・・。
■No.21 ヘスキー 【FT】 6.0
まさに縁の下の力持ち。献身的な姿勢と利他的なプレイ選択でチームメイトの力を伸ばそうと試みていた。だが、ややボール扱いの部分で焦るところが散見した点がマイナスポイントか。
途中交代
■No.17 ライト=フィリップス 【RH】 6.0
67分にレノンに代わって登場。彼自体が良かったわけではないが、レノンのパフォーマンスが一向に上がらないこともあり、3戦目ではスタートから起用されることになるかもしれない。
■No.19 デフォー 【ST】 -
74分にヘスキーに代わって出場。
■No.9 クラウチ 【FT】 -
84分にバリーに代わって出場。