ジョン・テリーはチームメイトであるジョー・コールの起用をファビオ・カペッロに直訴したが、「JT、監督はお前ではなく私だ」と一蹴され、その後の記者会見で監督批判を展開するなど、ここにきて一悶着が起こっているイングランド代表。

だが、決戦は待ってくれない。ファビオ・カペッロも明日に迫ったスロベニア戦を前にシステム変更とスタメン変更を再考中のようだ。

これまでは従来の4-4-2を用いていたが、メンバーを変えるだけではなく、4-2-3-1へシフトチェンジ。ルーニーの後ろにジェラードを置き、左にJ・コール、右にライト=フィリップスという形を取るのではないかという考えが大方の見方になりつつある。孤立無援状態になることが多かったルーニーをジェラードが支え、そして、左には創造性豊かなプレイでアクセントを付けるJ・コール、右にはまったくいいところなしのレノンに代わってライト=フィリップス。名前を見る限りでは、これまでの面子よりは可能性を感じされてくれるが、果たして、結末はどうなるだろうか。

世界屈指の名将が導き出した答えに注目が集まる。

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