2010年10月8日(土) - チェントロ・ディターリア
U-21 Italy
2
1-0
1-0
0
U-21 Belarus
デストロ
オカーカ
30'
61'
得点者


10月8日にイタリアのリエーティで行われたU-21欧州選手権予選プレーオフの1stレグは、イタリアが完封勝利を果たした。

ベラルーシは両サイドを中心とした攻撃で、ネハイチク、ユルチェンコがポジションを流動的に入れ替えながら、前線のスカヴィシュが絡むという攻撃パターン。ホームのイタリアは左サイドで起用されたファブリーニが好調で、ポーリやボルツォーニが左サイドへ展開し、ボールを受けたファブリーニがチャンスメークを行う形が効果的で、立ち上がりからしばらくは拮抗した展開が続いたが、徐々に自力で勝るホームのイタリアがペースを掴み始める。

前半30分、オグボンナからボールを受けたファッブリーニがドリブルでバイタルエリアへ侵入。それを見てタイミング良く抜けだしボールを受けたデストロがきっちり決め先制ゴール。イタリアの思惑通りの展開となった。

後半に入っても同様の流れでゲームは進み、同点弾を狙うベラルーシは攻撃を仕掛けるも、バリエーションに乏しく崩しきれず。それを尻目にイタリアは60分に右サイドのスケロットが上げたクロスにオカーカが触れて追加点。結局これがこの試合最後のゴールとなり、2-0のスコアでイタリアが勝利。最終的にはFWのタレント力の差が出てしまったとも言える結果だった。2ndレグは現地時間で10月12日の16:30キックオフ予定だが、ベラルーシにとっては本大会出場は厳しい状況となった。

(筆:Qoly編集部 Y)


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