Netherlands
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4
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2-0
2-1 |
1
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Sweden
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フンテラール アフェライ フンテラール アフェライ |
4' 37' 55' 59' |
得点者
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69' |
グランクヴィスト |
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オランダとスウェーデンの全勝対決。オランダは4日前のモルドバ戦と全く同じスタメン。スウェーデンは前の試合で退場したメルベリの代役をグランクヴィストが務め、怪我で離脱したバイラミの左サイドにはエルマンデル。空いた右サイドにセバスティアン・ラーションが入った。
試合は開始早々、オランダが見事のパス回しでスウェーデンの守備を崩し、最後はファン・デル・ファールトからフンテラールでフィニッシュ。易々と先制点を奪った。昨年11月に就任したハムレン監督の下、モデルチェンジを図っているスウェーデン代表。その到達点はおそらく現在のオランダ代表に近いため、より完成度の高いチームと戦ったこの試合では力の差がはっきりと出ることに。
それでもスウェーデンにチャンスがなかったわけではない。23分、トイヴォネンが裏へ抜け出しステケレンブルフと1対1になった場面。ここで彼のループシュートが決まり同点となっていれば、また別の試合展開も考えられたはずだ。しかしシュートは残念ながら右に逸れ、逆に37分、スローインミスからアフェライに追加点を許してしまう。オランダ相手に2点のビハインドは厳しく、後半さらに2失点。69分にラーションのフリーキックから、グランクヴィストがお手本のようなボレーシュートで1点を返すのが精一杯であった。スウェーデンのキャプテン、イブラヒモヴィッチは終盤に強烈なシュートを2本放ったが、マークが集中したこともあってか不発。懐かしのアムステルダム・アレナで主役を演じることはできなかった。
オランダはロッベン、ファン・ペルシーを怪我で欠きながら、アフェライ、フンテラールの2人が、「代役」というのが失礼なぐらいの活躍で勝利に貢献。ボランチに入ったファン・デル・ファールトの出来も素晴らしく、予選突破に向けて視界は良好だといえる。ただ一つ残念だったのがカイトの負傷。着地の際に捻った右足首の状態は思わしくないようで、試合途中にスタジアムを後にしている。別の試合ではデンマーク代表のアッガーも怪我をしており、リヴァプールのホジソン監督にとって頭の痛い結果となった。
(筆:Qoly編集部 O)
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