ロシア・プレミアリーグ 第26節
クリリア・ソヴェトフ 0-2 ルビン・カザン

ベラルーシ代表ストライカー、コルニレンコの2得点でルビンが快勝。今夏加入した攻撃的な選手ではもっとも遅いルビンでの初ゴールとなったが、ベルディエフ監督としては「これをきっかけに調子が上がってくれば…」といったところだろう。コルニレンコはこれで今季通算13点となり、得点王ランク2位のアリエフとの差を1ゴールに詰めている。


スパルタク・モスクワ 2-1 ロストフ

CLのチェルシー戦に向けてターンオーバーを敢行したスパルタク。22分にハグシュの先制弾を許す展開も、2年連続の得点王に向けて邁進するヴェリトンがマッギーディのクロスから同点とし、1-1のまま終わろうかという90分、17歳のコズロフがオコロンクォの豪快なタックルを受けPKを獲得。これをマッギーディが確実に決め、劇的な逆転勝利を手にした。


ゼニト 3-0 アラニア・ウラジカフカス

先週末のアンジ戦で引き分け、水曜日のスパルタク戦では今季初黒星を喫したゼニト。アウェイ2連戦でたまった鬱憤を今節、ホームでアラニアにぶつけた。今季プレースキッカーとして開眼したラゾヴィッチの鮮やかなフリーキックで先制すると、エースのケルジャコフがアラニアのGK、弟のミハイル・ケルジャコフを相手に2点を追加。見事な勝利を収め、優勝へまた一歩前進した。


サトゥルン 1-1 CSKAモスクワ

本田は前節に続きベンチスタート。試合は、14節以来のスタメンとなったネツィドのゴールでCSKAが先制。後半開始直後にネモフのクロスからイヴァノフに同点とされるが、53分にサトゥルンのナフシェフがエリア内でファウルを犯して退場となる。しかし、このPKをマルク・ゴンサレスが失敗。69分から本田が入ったことで流れはよりCSKAに傾いたが、結局その後もチャンスを外し続け、痛恨のドローに終わった。


その他の試合では、ロコモティフが終了間際のシチョフのゴールでアンジを下し、5位をキープ。トム対アムカルの日本人所属チーム対決は、ハリトノフの1点を守りきったトムが勝利。トムの松井は72分から出場。巻はベンチに入ったものの出番なしに終わっている。

HOME AWAY
ディナモ・モスクワ 4-1 シビル・ノヴォシビルスク
トム・トムスク 1-0 アムカル
テレク・グロズヌイ 1-1 スパルタク・ナリチク
アンジ・マハチカラ 0-1 ロコモティフ・モスクワ


(筆:Qoly編集部 O)

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