2010年11月24日(水)
Japan
1
0-0
1-0
0
UAE
實藤 74'
得点者

日本代表がUAE代表を1-0で下し、2010広州アジア大会で金メダルを獲得した。U-21代表の中でも控え組と揶揄された日本代表だが、オーバーエイジを揃え優勝を本気で狙うチームが多い中でワールドカップイヤーを締めくくる最高の結果を手にすることとなった。

中1日で試合を迎えることとなった日本代表はMF山村らが疲れを感じさせる状態での試合、対するUAE代表はワールドユース組を8人そろえた強力なメンバーで特に11番ハリルと9番アラブリーの2トップが要注意とされた。

試合はUAE代表のペースで進む。鋭いパスワークこそないものの、何でもないボールからでもFWハリルーの個人技からチャンスを作れてしまうからだ。ところが、これは関塚監督の策でもあった。GK安藤が「中盤でボールを回されても怖くなかった」と語るとおり、疲れて動けないときにUAEに持たせる戦略を取ったのは合理的であったといえる。結局は個人技でしかチャンスを生み出せないUAE代表に対して、日本代表は74分にコーナーキックからDF實藤のゴールを守りきり勝利を手に入れた。


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