2011年1月1日(土) - アンフィールド
Liverpool
2
0-1
2-0
1
Bolton Wanderers
トーレス
J.コール
49'
90+2'
得点者
43'

K.デイヴィス


試合開始時点


前節最下位のウォルヴァーハンプトンに敗れたリヴァプールは、いよいよホジソン監督の首があやしくなってきた。対するボルトンは怪我人が続出。ベンチには4人しかいないという緊急事態に陥っている。

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前半はボルトンがやや優勢。組み立てがうまくいかないリヴァプールに対し、前線からの激しいプレッシャーでボールを脅かす。だがリヴァプールもメイレレスが負傷し、ジェラードが登場すると次第に組み立てが改善された。とくにこの日プレミア初試合となる左サイドバック、マルコス・アロンソを狙い撃ちにし、右サイドから何度もチャンスを作った。

前半43分、K・デイヴィスがFKを頭で合わせてボルトンが先制。しかし後半開始早々にトーレスが美しいボレーを決めて追いつく。後半になるとボルトンの運動量が落ち、完全にリヴァプールのペースになった。その原動力となったのはDFラインの裏を狙い続けたトーレスと、MFとDFの間でポストプレーをこなしたヌゴグ、そしてそこに正確なパスを供給したジェラードだ。ボルトンはアロンソがいよいよ決壊し、他の選手もアロンソをカバーしようとしたために疲弊。エルマンデルのドリブルでしか対抗できなくなっていた。

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そしてロスタイム1分を過ぎて、右からクロスを折り返したところにJ.コールが押し込んで勝ち越し。リヴァプールがぎりぎりのところで勝ち点3をもぎとった。とはいえ、ジェラード頼みは相変わらず。独力突破ができるウィンガーが必要なのはここ数年ずっと続いている問題だが、ジェラード以外のゲームメイカーも足りないという新たな問題も出てきてしまった。

対するボルトンは怪我人が多すぎる。ここまで主力を欠いてはこの結果も仕方ないだろう。特に中盤のホルデン、左サイドバックのロビンソン、右ウィングの李青龍が戻らないと厳しい。エルマンデルは奮闘しているが、彼だけでは支えきれないだろう。

(筆:Qoly編集部 S)

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