ウィンターブレイク明けとなるセリエA第18節は、全試合が1月6日に開催されることになっている。
先のFIFAクラブワールドカップで世界一に輝いたインテルは、その指揮官ラファエル・ベニテスが2010年12月23日に解任され、後任には昨シーズンミランを指揮していたレオナルドが就任した。この一連の就任劇には、バレージやマルディーニといったミランのレジェンドなども苦言を呈すコメントを出しひと悶着があったが、レオナルドの初陣の相手は好調のナポリと厳しい戦いになりそうだ。そのインテルは新戦力として、ジェノアからアンドレーア・ラノッキアを獲得。元々インテルが保有権を持ちレンタルされていた格好だが、当初の予定では来季の夏までという予定であったが、半年早い合流となった。
またミラノのもう一つのクラブ、現在首位のミランもこの冬のメルカートで大物選手を獲得した。サンプドリアで出場機会を失っていたアントーニオ・カッサーノだが、こちらもチームに合流しトレーニングに参加しており、今節のカリアリ戦ではベンチ入りが予想されている。対戦相手のカリアリは、ミランの監督マッシミリアーノ・アッレグリであり、アッレグリの戦術を知り尽くしたカリアリの選手達との対戦も見所のひとつと言えるだろう。
その他上位陣ではユヴェントスがパルマと、ラツィオはジェノアとの対戦となっている。チェゼーナの長友はアジアカップに参加する日本代表へ合流してしているため、当面はラウロが左サイドバックで起用される見込みだ。