2
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1-1
1-0 |
1
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ディアブ(OG) オダイ |
30' 59' |
得点者
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15' |
アル=ジノ |
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ヨルダンが後半の逆転ゴールで試合をものにした。全体を通してシリアの激しいプレスに苦しめられたが、2度守備のミスに付け込んで抜け目なく得点をあげ、勝利を決定づけた。
立ち上がりはやや攻撃できた時間もあったが、序盤は完全に押し込まれる展開となったヨルダン。結果苦し紛れのロングボールばかりとなり、強みである前線のドリブル突破の能力を生かすことができず、どんどん最終ラインが下げさせられてしまった。そして15分、ミドルレンジのスルーパスでマークが外れていたマルキに飛び出され、放たれたシュートをサバーが弾いたところをアル=ジノに詰められて先制されてしまった。
しかし20分あたりから徐々に改善を見せ始める。守備から攻撃への切り替えの際、より前に選手が動き出すようになり、足元にグラウンダーのパスを入れていくことを徹底。このためにヨルダンの個性が生きるようになり、ようやく反撃の場面も生まれてきた。そして30分、右サイドからクロスボールを投入すると、シリアのディフェンスが混乱。バルフスが前に出るもボールには届かず、さらにクリアしようとしたディアブのヘッドが失敗。これがシリアゴールの中に吸い込まれ、同点に追いつくことに成功する。
後半には再びシリアのペースアップから押される展開になったものの、59分に再び得点を追加。セットプレーの守備が連発し、多くのピンチを迎えた直後のゴールキックが起点だった。クリアしようとしたイスマイルが目測を誤り後逸すると、バウンドして最終ラインの裏に抜けたボールに反応したオダイがシュートに持ち込んだ。これがゴールに決まって、劣勢の中で大きな意味を持つ勝ち越し点となった。
この後はシリアの猛攻を受けたものの、相手が前線に人数を溜めていた為に前線の選手にスペースが与えられ、逆にドリブル突破が機能し始めた。追加点は奪えなかったものの、残っていた時間からすればピンチは少なく、終盤は特に安定した守りで試合をコントロール。サバーも好セーブを連発し、失点を防いだ。
ただヨルダンのエースとも言える左サイドのオダイ・アル=サイフィが、ロスタイムに入ったところで左足の太ももを負傷しプレー続行が不可能になってしまった。肉離れであれば決勝トーナメントでの出場はほぼ絶望的であり、やや今後に不安な点も残してしまった。
(筆:Qoly編集部 K)