今週はミッドウィークにも試合が行われ、各クラブにとって厳しいスケジュールで迎えるセリエA第24節。 まず最大の注目カードは現地時間日曜日の夜に行われるインテルvsローマ。
順位的にも近いところに位置する両チームの試合だけに、ピッチ上での白熱した攻防が予想される。 敵地ジェゼッペ・メアッツァへ乗り込むローマは、ブレッシャ戦で敷いた3TOPの布陣が思ったように機能せず、今節はトレクアルティスタを置く4-3-1-2へ戻すと見られ、出場停止のメクセスの代役はニコラス・ブルディッソとなるだろう。
対するホームのインテルは、前節試合終盤までバーリの守備に苦しんだが、新加入組ハルジャとパッツィーニがまたも活躍。彼らの貴重なゴールもあり3-0でバーリを下した。 またその試合で、ゲームメイカ―のスナイデルが戦線に復帰。ロスタイムにゴールを決めるなど、このあたりも好材料で一度叩いてコンディションも上向く今節はスタメンの可能性が高い。
しかし、インテルにとってネガティブな材料としては、バーリとの試合中にマルコ・ロッシを殴り問題となっていたキヴに対し4試合の出場停止処分が下ったこと。ただでさえ故障者を抱える最終ラインだけに大きな痛手となりそうだ。 これによってしばらくはキヴのポジションに空席ができ、早ければ今節にも長友スタメン起用の可能性が浮上。サネッティを左サイドバックで起用する可能性もあるが、レオナルド監督がどういった判断をするのか注目したい。
最後にその他のカードに目を移すと、ボローニャと対戦するカターニアは前節に続き、森本にプレーチャンスが与えられる見込み。 ジェノアと対戦するミランからは暗いニュースが飛び込んできた。チームのキャプテンであるアンブロジーニが太股の負傷により、およそ2ヶ月の離脱となる模様。 ここからのカンピオナート及びチャンピオンズリーグの試合は、冬に獲得した新戦力やチアゴ・シウヴァのアンカー起用で凌いで行くこととなった。
ウディネーゼ | VS | サンプドリア | ||
カリアリ | VS | ユヴェントス | ||
ボローニャ | VS | カターニア | ||
ブレッシャ | VS | バーリ | ||
ジェノア | VS | ミラン | ||
ラツィオ | VS | キエーヴォ | ||
レッチェ | VS | パレルモ | ||
ナポリ | VS | チェゼーナ | ||
パルマ | VS | フィオレンティーナ | ||
インテル | VS | ローマ | ||