今夏、マンチェスター・ユナイテッドからバーミンガムに完全移籍で加入し、リーグ戦では1試合を除き全試合に出場。文字通り、バーミンガムの不動の守護神としての地位を確立したベン・フォスター。彼の過去を知る者は、ユナイテッド時代にレギュラー争いに敗れ、ワトフォードへのローン移籍を経験するなど、その受難の時代を覚えていることだろう。現地メディアのインタビューに応じたフォスターもユナイテッドでの生活を久しぶりに振り返った。

「今はフットボールを楽しんでいるし、勝利を嘱望している。だが、それはユナイテッド時代とは異なるものだね。あそこでのプレーは本当に厳しい現実の戦いだった。ギャリー・ネヴィルのようなDNAを持った選手がたくさんいてね。練習中でも相手を吹っ飛ばすようなタックルは日常茶飯事で、取っ組み合いのケンカも何度もあったよ」
「人は、『郷に入っては郷に従え』と言う。僕はTVゲームをしてる時ですら真剣に勝利を求めるタイプだけど、ユナイテッドの勝利に対する思いは別格なんだ。本当にメンタル的にタフで、僕にとっては難しいものだったよ」

※ベン・フォスターのPKストップ・・・鳥肌ものです。

(筆:Qoly編集部 T)

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