怪我から復活し、前節2ゴールをあげるなど徐々に調子を取り戻しつつあるカカ。レアル・マドリーのモウリーニョ監督も度々彼を擁護する発言を続けてきたが、既に代役の獲得に向けて動き出しているようだ。モウリーニョ監督がカカのを放出し、後継として獲得を考えているのは、トッテナムのルカ・モドリッチである。

クロアチア代表のMFは近年のスパーズの躍進を支える選手であり、ハリー・レドナップ監督も彼を簡単に手放す事は無いだろう。しかし、レアル・マドリーは彼がホワイト・ハート・レーンでプレーする事に満足しているかなどモドリッチの周辺を探っていると『スポルト』紙は報じており、モウリーニョ監督もカカを売却し、モドリッチを獲得する事を熱望しているという。

カカの去就はレアル・マドリーが開幕前に獲得したメスト・エジルがフィットした事で騒がれる様になった。エースのイグアインが怪我で離脱している間にカリム・ベンゼマも台頭し、クリスティアーノ・ロナウドも含めた前線は綺羅星の如く人材が集結している。かつてのバロンドーラーも移籍以降は度重なる怪我に悩まされており、古巣であるミランや恩師アンチェロッティのいるチェルシーとの関連が噂となってきた。ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ会長も復帰にやぶさかではない意思を表明しているだけに、シーズン終了後の移籍は濃厚と伝えられている。移籍から2年。誰もが心を躍らせたCR9とのドリームタッグは、大きな成果を挙げられるまま、今季で終了となるかもしれない。

(筆:Qoly編集部 N)


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