昨夜バレンシアと対戦し、アウェーながら6対3のスコアで勝利したレアル・マドリー。イグアインがハットトリックを達成しているが、モウリーニョ監督が最大級の賛辞を送ったのはハットトリックを達成したイグアインではなかった。
アウェーのメスタージャで6得点。クリスティアーノ・ロナウド、エジル、シャビ・アロンソなど主力を温存しても、コパ・デル・レイ制覇の勢いがバレンシアを呑み込んだと言えるだろう。バレンシア戦でイグアインがハットトリックを達成しているが、モウリーニョ監督が絶賛したのは2得点、2アシストを決めたカカだった。
29歳のカカは故障の影響を感じさせないプレーを披露。フル出場を果たし、「とても自信になった」と自画自賛のパフォーマンス。モウリーニョ監督も、多くのプレーヤーが素晴らしいプレーを披露したが、カカの個人的な貢献にフォーカスする事を選択した。
「彼は完全にファンタスティックなゲームをした」
「それは彼の自信を取り戻す為にファンタスティックであり、我々は残りの6、7試合を、待望していたベストな状態のカカと共に戦う事ができる」
1月のマーケットで「補強はカカの復帰」と明言していたモウリーニョ。CLでのユーロクラシコへ向けて準備は整った様だ。
(筆:Qoly編集部 N)