スクデット獲得の最大の功労者と断言して問題の無いシーズンを送ったチアゴ・シウヴァ。今季のMVPだとの声も多いブラジル代表DFに対して、ミランが誇る2人の永久欠番保持者は「桁違いの選手」と賞賛している。

背番号6の永久欠番であるフランコ・バレージはチアゴ・シウヴァがさらに偉大な選手になっていくと考えているようだ。

「比較っていうのはいつも難しいもんだよ。チアゴ・シウヴァが偉大な選手である事は間違いないと思う。彼は努力して偉大なDFへと成長したね。桁外れのクオリティを見せてくれたし、ミランは長く活躍してくれる選手を見つけたと思うよ。彼のおかげで守備陣の未来は明るいね」
「比較も試合の一部だろうけど、彼は彼でなければならいし、選手としての価値を証明しなければならない。今季のような継続性のあるプレーは彼が本当のエリートである事を証明しているよ」

そしてもう1人の永久欠番であるパオロ・マルディーニはバレージがNo.1であるとしながらも、違った形で賞賛している。

「チアゴが見せた安定感あるプレーはバレージを彷彿とさせるものだったね」
「バレージが試合に出場していない時、我々はなぜだか彼の不在を感じたもんだよ。今のチアゴには同じ様な事が起きているんじゃないかな。つまり、彼は守備陣に大いなる安心を与えているんだよ」
「チアゴは肉体的にはバレージより優れているが、フランコは他の面で全てモンスターだった。技術的な面や戦術的な面でね。だからフランコがNo.1だった事は間違いないよ」

歴代No.1DFを決めるのはなかなか難しいが、バレージは比較を避けながらもチアゴ・シウヴァの成長に大きな期待を寄せている。そして、マルディーニは先輩のバレージこそNo.1と考えつつも、チアゴ・シウヴァがその領域に近づける素質があると考えている模様。

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(筆:Qoly編集部 L)


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