コパ・アメリカ2011

コスタリカサッカー協会は現地時間25日、日本代表の代替として出場するコパ・アメリカ(7月1日-24日)へ派遣するU-23代表チームからGKエステバン・アルバラード(AZ所属)を除外したことを発表した。


協会は「個人的な問題を解決するため、アルバラード自身が辞退を申し出た」とだけ発表しているが、現地の報道では同棲する女性から虐待及び殺人未遂などで告訴されたことによるもので、出国禁止の処分を受ける可能性もあるという。

22歳のアルバラードは2009年U-20ワールドカップで守備範囲の広さと安定したセービングによりコスタリカ代表のベスト4進出に貢献。大会の最優秀GKに選出され、その活躍が認められて10/11シーズンよりオランダの強豪AZへ移籍。今年2月のPSV戦でデビューを果たしている。また、既にA代表へも招集されており、五輪代表チームが参加するコパ・アメリカでは正GKを務めることが有力視されていた。

なお、アルバラードの代替選手に関して現時点では未定であるとのこと。先日、代表のレギュラーDFデニス・マルシャルを交通事故で失ったばかりのコスタリカは、同国屈指のタレントに起きた予期せぬ事態にも頭を悩ませることとなった。

(筆:Qoly編集部 H)

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