Naval
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0
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0-0
0-1 |
1
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Leixoes
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得点者
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88' |
ゼ・ペドロ |
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ポルトガルの2部に当たるリーガ・オランジーナが今週から開幕。1部からの降格組であるナヴァウが格上らしく優勢にゲームを進めたが決定力を欠き、逆に後半を10人で堪え忍んだレイションエスがセットプレーから先制。我慢の末に劇的な勝利を飾った。
前半はほぼ100%ナヴァウのペースであったと言える。ゼ・ルイ、ウーゴ・サントスの突破力を生かしつつ、ベテランの両SBが的確にサポート。また前線から激しいプレスをかけ、ボールを奪って波状攻撃に持ち込む。戦術はほぼ完璧に機能した。
逆にレイションエスにとっては非常に辛い展開であった。布陣は完全に押し込まれ、長いボールを蹴る余裕もなく、かといって繋ぐとテクニック不足からミスを連発。なかなか前線にボールが入らず、前半通して3、4回しかまともな攻撃が出来なかった。
時間が経つと主に徐々に慣れが生まれ、「焦って繋ぐのではなく、プレスに必ず来るのだから倒れてファウルをもらう」という形でやや改善。後半になると、全くボールを触れずにいたファウストがサイドに流れて引き出すことにより、さらなる修正にも繋がった。
ところがその途端の56分、カウンターを受けた際にエジヴァウドをタヴァレスが倒し、2枚目の警告を受けて退場。攻撃に出られるようになったことが裏目に出てしまったのだ。10人になったレイションエスは再び一方的に守勢に回ることに。
しかし、これが結果的に勝利に結びつくのだから分からない。トップ抜きの4-1-4で守りに入り、中央を固めたことでピンチが減少。さらに終盤になるとナヴァウがワンボランチになってスペースが生まれ、カウンターの機会もいくつか生まれてきた。87分にはエルナニが果敢な突破でカルロス・フェルナンデスを退場に追い込み、数的同数に引き込んだ。
そして迎えた88分、守りきるために投入された交代出場の二人が結果を出した。ペドロ・サントスが右から精度の高いコーナーキックを蹴ると、ファーでぽっかりとフリーになったゼ・ペドロがヘッド。値千金の先制ゴールで勝利を決めた。結果的にリトス監督の采配が100%、いや150%的中したといえよう。
(筆:Qoly編集部 K)