セレッソ大阪 | 4 | - | 3 | 全北現代 |
播戸 清武 キム・ボギョン(PK) 清武 |
29' 56' 65' 81' |
6' 45+2' 58' |
イ・ドングク イ・ドングク チョ・ソンファン |
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セレッソらしい「取って取られて」の試合で、Kリーグを独走している全北現代を撃破。アウェイゴール3つを与えたのは非常に苦しい事実だが、敵地で引き分ければ準決勝に行けると考えれば、勝てたことは非常に大きい。 試合開始直後にイ・ドングクとルイスの連携でDFラインを破られて失点。その後もエニーニョとルイスのコンビには非常に苦しんだ。前半は酒本の周辺、後半は丸橋の周辺に入り込み、攻撃にでた後のスペースを狙ってきた。二人は必ず近い位置を取り、ボールをキープして展開し、得点機を作り出してくる。 しかしそれを恐れて引くことなく、逆に酒本やボギョンがエニーニョの上がったスペースに入り込み、相手SBと1対1になる場面も頻発。つまりサイドに生まれるスペースを使い合うノーガードの殴り合いに持ち込んだと言えよう。 そのポイントを生かし、29分にボギョンの折り返しから播戸が同点ゴールをあげた。前半ロスタイムにはゴールキックから再び失点を喫し、そして56分に清武がCKから同点ゴールを決めて追いついたとたんに突き放されるという「常に先を行かれる」展開にはなったが、終盤に流れをひっくり返した。 65分に酒本のFKが壁に入ったソ・チョンジンの手に当たってPKを獲得。キム・ボギョンが決めて3-3。さらに81分、右CKから酒本が意表を突いたマイナス方向のパス。大きく空いたスペースに入った清武がシュートに持ち込み、この試合初めてのリードを奪うことに成功。これが決勝点となった。 |
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セパハン | 1 | - | 0 | アル・サッド |
エブラヒミ |
12' |
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ホームでテンションが高いプレーを繰り広げたセパハンが勝利を収めた。試合開始直後から激しいプレスと積極的なショートカウンターで試合を支配。おそらく前半だけでも20本近いシュートを打ったはずである。攻撃的であったため時折アル・サッドの個人能力でDFが突破される場面もあったが、粘りでカバーした。 その中で12分に先制点を奪取。ジャヌアーリオの左CKがクリアされたところをエブラヒミが拾ってミドルシュート。これがゴール左隅に吸い込まれた。 結果的にこれが決勝点になったのは、前半多く訪れた決定的チャンスを決められず、また後半開始まもなくでイマニが2枚目の警告を受けて退場してしまったためである。数的不利の上、アル・サッドが前に出てきたため苦しい後半となった。しかしキーパーのアフマディが素晴らしいセーブでゴールを死守、1点のリードを守りきることに成功した。 アル・サッドは良くも悪くも非常にカタールのチームらしい内容であった。意図的に間延びさせた布陣、あふれんばかりの中盤のスペース、皆無に近い攻撃のサポート、そして前線の個人能力に頼った攻め。前半は全くプレスが掛からずマークもグダグダ、フィード一発で裏に飛び出させたり、フリーでミドルやクロスを許す場面が頻発。後半は全体が前に上がることと相手に退場者が出たためにペースを掴んだが、前線に人数が溜まるだけで動き出しがなく、崩しにはなっていなかった。 ハルファン、ケイタ、ニアングなどのドリブルは1対1ならほとんど負けないが、さすがに三人に囲まれると難しい。特に前半はそんな場面ばかりであったからして、いくつかの不運もあったが得点に結びつかなかったのは必然であったといえるだろう。 |
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アル・イティハド | 3 | - | 1 | FCソウル |
ヌール アル・ハルビ ヴェンデウ |
45' 76' 90+2' |
83' |
チェ・テウク |
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ホームでアル・イティハドが2点のリードを奪って勝利。内容では完勝に近いものがあり、アウェーゴールを奪われたのは悔やまれるところであろう。 前半は自陣に引きこもるソウルを攻め立てた。スペースが乏しくなかなか崩せなかったものの、終了間際にアル・ラヘブのクロスボールからハザジがニアでボレー。キーパーが弾いたところをヌールが詰めて先手を取った。 後半に入るとソウルがやや攻撃的に出てきたものの、適度なプレスでゴール前に近づけさせずクロスを弾き返し、守備は安定。76分にはアル・ハルビが強烈なフリーキックを決めて追加点を奪取。その後1点差に詰め寄られたものの、試合終了間際にカウンターからヴェンデウがミドルシュートを決めて3点目。ホームで及第点以上の結果を出した。 逆にソウルにとっては非常に悪いゲームとなった。リトリートに近い守備的な戦術を使用し「引き分けも止むなし」という意識を感じたが、前半のうちに早くも失点。後半は攻めに出たが、ファイタータイプの選手ばかりでポゼッション能力が低く、ゴール前に持ち込めなかった。後半開始と同時に投入されたチェ・テウクも数回チャンスを作った後はボールが回ってこなくなり、ダムヤノヴィッチはチームが放り込みをやっていた前半の方が目立っていたほどだ。 パワーやスピードではアル・イティハドを上回る場面もあったが、テクニックでは終始後れを取った。2週間後に待っているホームゲームで2点差以上の勝利を収めるのはかなり難しいミッションとなるだろう。 |
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水原三星 | 1 | - | 1 | ゾブ・アハン |
パク・ヒョンボム |
66' |
57' |
ガジ |
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(筆:Qoly編集部 K)