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2010年ワールドカップのホスト国を務め、GLで敗退しつつも健闘を見せた南アフリカ。しかし今予選、初戦でニジェールに勝利してスタートに成功したものの、終盤のアウェー2連戦でエジプト、ニジェールに1引き分け1敗。順位を落とした。

最終節は「ニジェールがエジプトとのアウェー戦で負け、ホームでシエラレオネに勝てば予選突破」という状況で迎えた。事前のインタビューでシャバララは『ニジェールがエジプトに乗り込んで勝てるとは思えない』と語っていたが、結果はその通り、エジプトが3-0で勝利を収めた。

しかし一方、南アフリカはホームにシエラレオネを迎えたものの大苦戦。主将スティーヴン・ピーナールを含め多くの怪我人を抱え、チーム状態も万全ではなかった。試合開始から30分は集中力を欠き、その後は攻勢をかけたものの決定力が乏しく、ゴールを奪えず0-0で試合を終えた。

この結果、ニジェール、シエラレオネと勝ち点9で並ぶ。「4位のエジプトとの試合を除いた結果」で順位が左右されることとなり、ニジェールが首位に決定。南アフリカは惜しくも2位となり、勝ち点9ではワイルドカード枠にも入れず。予選敗退が決定した。

2010年ワールドカップ後、カルロス・アルベルト・パヘイラとジョエル・サンタナの元で長くアシスタントコーチを務めていたピツォ・モジマネが監督を引き継ぎ、継続路線で強化を進めていた南アフリカ。しかし再出発のスタート時点で失敗。ネイションズカップに出場できないことは、2014年ワールドカップ出場を目指す彼らの強化に大きな影響を与えそうだ。

(筆:Qoly編集部 K)

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