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10月8日、アフリカ・ネイションズカップ予選最終節が開催された。勝ち点3差で追う首位ギニアをホームに迎えたナイジェリアは、2-2の引き分けという結果に終わり、本大会出場を逃す結果となった。

FIFA、そしてCAF(アフリカサッカー連盟)のインストラクターを務めるアデボイェ・オニグビンデがガーディアン紙のインタビューに答えている。

「スーパーイーグルス(ナイジェリア代表チームの愛称)がネイションズカップ出場権を逃したのは最悪の出来事だ。どの国の人に聞いてもナイジェリアが勝つと予想しただろう…」

「私はチームの中にいる人間ではない。彼らには担当者がいるからね。だからどういう準備をしていたかは分からないし、中途半端に口を出したくはない。しかし、フットボールというのは良いチームが勝つものだ。我々は期待ほどのチームを作れなかったと言うこと。なので、ベンチに座っている段階から試合を失っていたと言わざるを得ない。コーチングには、多くの人間を管理するという部分もあるんだ。まあ、それ以上細かくは言う必要はない…」

「なぜエニェアマ(ヴィンセント・エニェアマ)はスタメンじゃなかったんだ? トレーニングで問題があったとしたら、つまりそれは人間の管理の問題だ。彼は多くの経験を持っており、コーチングにも力を発揮する。エニェアマ自身がスタメンを選ぶことは出来ないのだから、彼を責めることは出来ない。しかし、彼を求める声は多かった」

「かといってアデレイェ(デレ・アデレイェ。最終節にスタメン出場したGK)を非難しているわけではない。サッカーはチーム・スポーツだ。誰か一人を責めることは出来ない。キーパーの前には10人も選手がいるんだ。ゴール前までボールを到達させてしまったのは誰だ? 引き分けたことをキーパーの所為にするつもりはない。非難はチームで共有しなければ」

「私が言いたいのは、チーム作りの問題なのだ。根本的な問題を抱えているよ。まあ、私は言う立場にないから、各選手に対してはノーコメントを貫くよ」

「ただ、コーチはプランを実現するためにスタイル、システム、選手を選択することが出来た唯一の人であり、その責任があった。シアシア(サムソン・シアシア。現代表監督)にはね」

(筆:Qoly編集部 K)

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