現地時間の7日、デンマーク・サッカー協会(DBU)と地元テレビ局TV2が主催する2011年度のデンマーク年間最優秀選手が発表され、アヤックスのクリスティアン・エリクセンが選出された。

“ミカエル・ラウドルップの再来”として期待される19歳の攻撃的MFエリクセンは昨年1月にオランダの名門アヤックスでプロデビューしたばかりだが、その僅か半年後に南アフリカW杯のデンマーク代表に選出され、大会最年少として参加。さらに10/11シーズンにはアヤックスの逆転優勝に貢献し、オランダの最優秀若手選手に選ばれるなど、各国のビッグクラブが獲得を狙う超逸材だ。

1961年から続く年間最優秀選手賞とは別に、インターネットや携帯メールによる一般投票で受賞者を決定する同賞は2006年に新設。今年はエリクソンの他にニキ・ジムリン（クラブ・ブルッヘ/ベルギー）、ミケール・クロン＝デリ（ブレンビュー）、ウィリアム・クヴィスト（シュトゥットガルト/ドイツ）がノミネートされていたが、60％の票を獲得したエリクセンが大差を付けて選ばれた。エリクセンはもちろん、これが初受賞となる。

プレゼンターはスペイン代表とレアル・マドリードのレジェンド、エミリオ・ブトラゲーニョ

過去の受賞者は以下の通り。

なお、年間最優秀選手若手選手も発表され、エリクセンと同じく19歳でアヤックスに所属するDFニコライ・ボイレセンが選ばれている。

（筆：Qoly編集部 H）