サッカー史に名を残した巨星がまた一人、この世を去った。
元ブラジル代表MF、ソクラテス(本名:Socrates Brasileiro Sampaio de Souza Vieira de Oliveira)が4日、敗血症性ショックのためサンパウロの病院で亡くなった。享年57歳。
1980年代はおろか、長いサッカーの歴史においても眩い輝きを放つ、ブラジルの「黄金のカルテット」。ジーコ、ファルカン、トニーニョ・セレーゾは日本人にとってもお馴染みだが、もう一人が、“Doutor”(医者、博士)の愛称で親しまれたソクラテスである。1982年と1986年のW杯に出場するなど、ブラジル代表で通算63試合出場25ゴール。クラブでもコリンチャンスやボタフォゴなどで活躍した。
引退後は、愛称の元となった医師として第二の人生を歩み、コラムニストとしても名を馳せていたが、今年8月に高血圧が原因で門脈から出血。それに伴う門脈圧亢進症と腸の感染症により治療が続いていた。
(筆:Qoly編集部 O)
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