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ズラタン・イブラヒモヴィッチを筆頭に多くの有名選手を顧客に抱える事から辣腕代理人で知られるミノ・ライオラ。そんな彼が昨年の夏にミランが獲得を目指した「ミスター X」が誰であるかを明かした。

昨シーズンのスクデット獲得後、ミランが目指したのはワールドクラスの左インサイドハーフの補強だった。アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役によって「ミスターX」と呼ばれ、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、ガレス・ベイル、クワドゥ・アサモア、パウロ・エンリケ・ガンソ、リッカルド・モントリーヴォなど引く手数多の大物選手の名前がメディアに登場するも、最終的にはアルベルト・アクイラーニ、アントニオ・ノチェリーノが加入した。結果的に二人がチームにフィットした事でいつの間にか消えた話題となった「ミスター X」だが、ライオラは誰が「ミスターX」であったかを語った

ミノ・ライオラ
「昨夏、ミランが求めた『ミスターX』は(マレク・)ハムシクだよ。しかし、モンダドーリ判決(の件)が浮上し、彼らは動く事が出来なかった」

確かに当時マレク・ハムシクの獲得のポール・ポジションにミランはつけていた。本人も移籍を望んでいたが、最終的にナポリのデ・ラウレンティス会長から拒否された瞬間にガッリアーニは白旗を揚げている。

<モンダドーリ判決> ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ会長が率いるフィニンヴェストが1989年にモンダドーリという出版社を買収した際、ベルルスコーニのライバルのカルロ・デ・ベネディッティとの連携をモンダドーリは突如断ったことで法廷争いに突入。2007年に判事がベルルスコーニ側に買収されていた事が発覚し、ミラノ裁判所がフィニンヴェストに対して、デ・ベネディッティの機会損失に対して7億5000万ユーロの支払いを命じた判決をモンダドーリ判決と言う。しかし、2011年の7月、イタリア首相に返り咲いたベルルスコーニが財務に関する法案の中で、フィニンヴェストのモンダドーリ社に関する賠償を免除する条項が発覚した事で再度問題として浮上した。

(筆:Qoly編集部 N)

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