2012年1月24日(火) - スタッド・ドゥ・フランスヴィル(フランスヴィル)
Ghana
1
1-0
0-0
0
Botswana
ジョン・メンサー
25'
得点者


ガーナがボツワナを破って初戦を飾った。退場者を出しながらの試合であったが、力の差を見せつけた上で1-0という、実に「ガーナらしい」スコアに持ち込んだ。

ボツワナはマンマークに近い形で守備を厚く組んできた。しかしフルコートでプレスしてくるわけではなかったので、ガーナは一度前に当てて戻すことで相手を押し下げ、ブロックの外からゲームを作ることで試合を有利に進めた。

クロスの精度が低くスペースもあまり許されなかったため、完全に崩してのチャンスはなかったが、押し込んでいたことが幸いして25分にセットプレーから先制点を奪取。左からバドゥがCKを蹴り、ニアでギャンがフリックオン。フリーで詰めていたジョン・メンサーがゴールに押し込んだ。

66分にはミスが重なりこの試合最大のピンチが訪れる。ムンタリの無理なミドルシュートからカウンターを受け、アナンのヘディングが中途半端なバックパスに。この際にジョン・メンサーがラマトロクワネを後方から倒し退場してしまったが、ペナルティエリア外ぎりぎりで止めたためPKだけは防いだ。

このために人数が少なくなり守勢にはなったが、カウンターを狙いつつ最後まで守りきる事に成功。結果的にはジョン・メンサーの攻守における活躍、身を削った犠牲により勝利を奪った格好になった。

(筆:Qoly編集部 K)

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