2012年1月25日(水) - エスタディオ・バタ
Equatorial Guinea
2
0-0
2-1
1
Senegal
イヤンガ
キリ
62'
90+4'
得点者
89'

ソウ



開催国赤道ギニアの勢いが止まらない。第2節でも強豪セネガルに対して劇的な勝利を収め、早くも決勝トーナメント進出を決めた。

セネガルは前節の酷い内容からは若干の改善が見られた。連携面などの無い物ねだりはせず、最終ラインと2ボランチを守備的にし、攻撃はディアとエンドイの仕掛けからクロス、後方から2トップに当てるロングボールにほぼ限定。個人の力だけでなんとかなるようなサッカーにシフトチェンジしていた。

しかしモチベーションが高い赤道ギニアは、一人が抜かれても最後で体を張って弾き返し、カウンターに繋げた。

セネガルは守備の人数は増えたとはいえ全くマークが連動していなかった。攻撃に入ればボラドは簡単に前を向け、フィジュは下がってくればボールを収められた。フベナルのフィードも冴え、裏のスペースを狙うことが出来ていた。押し込まれる場面は多かったが、先制までは劣勢だったとは言い辛い。

そして62分、先制点を奪取することに成功。フベナルのフィードが右サイドのスペースに通り、フリーで上がったキリがクロス。中央にイヤンガが詰めて局面の数的優位を作り、値千金のヘディングを決めた。

終盤はデメ・エンディアイ、ソウ、ニアングを投入して4トップ状態のセネガルに相当押され、何とか耐えていたものの89分にセットプレーからついに同点に追いつかれてしまう。このまま引き分けでも決して悪い結果ではなかったが、これでは終わらなかった。

ロスタイムに入って3分あまり。左サイドからの折り返しをバイタルエリアに詰めたキリが受け、思い切ったミドルシュートを放つ。これが見事にゴールに吸い込まれ、最後の最後で再度の勝ち越しに成功。ホスト国の意地を見せて、2連勝を達成した。

(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}

{module [173]}

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名