2012年1月28日(土) - スタッド・ドゥ・フランスヴィル(フランスヴィル)
Ghana
2
0-0
2-0
0
Mali
ギャン
アンドレ・アユー
64'
76'
得点者


マリの守備に苦しめられたものの、ガーナがセットプレーを生かして先制。追加点も奪取し2-0で勝利を収めた。

試合の流れを決めたのはマリの戦略。最終ラインを引いて攻撃参加を限定し、後方にスペースを作らずギャンの飛び出しを封印。奪われないように慎重にビルドアップしつつ、ロングボールをディアバテ、マイガに当てて時間を稼ぎ、チャンスを待った。

この試合に引き分けても最後にボツワナとの対戦を残しているため、マリは大方決勝トーナメントには進める。ガーナは決定力が低くターゲットマンがいないため、実力的に勝つのは難しいが、ギャンの飛び出しさえ防げば引き分けるのは難しくない……という点も考えての作戦だったのだろう。

ガーナはギャンの動きを封じられ、チャンスを生かせず難しい展開となる。しかし後半になると、アサモアを囮にしつつ、アンドレ・アユーがギャンと縦の関係を作る形が機能し始めた。

62分にはアユーがバイタルエリアでバカイ・トラオレのファウルを誘い、セットプレーを奪取。これをギャンが直接決めて先制。

マリが攻撃的になったことを利用して、さらに76分に突き放す。右サイドに流れたギャンがボールを収めてヒールパス、アンドレ・アユーが受けてカットイン。ゴール右隅に流し込み、試合を決めた。

(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}

{module [173]}

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介