元韓国代表選手で、かつては清水エスパルスでもプレーしたチェ・テウク。現在FCソウルでプレーしている彼は、自身のツイッターで八百長に荷担し永久追放の処分を受けたチェ・ソングクを擁護。

16日、チェ・テウクのツイッターにはこのような投稿がされた。

「チェ・ソングク、がんばれ。一度も罪を犯したことのない者、嘘をついたことのない者だけがソングクを非難できる。そうでなければ、妻と3人の子を持つ彼を非難することは出来ない」

「誰もがミスを犯すことがある。私も同じ状況にあれば、間違いを犯さなかったとは言い切れない」

この発言に対し、ネット上では「友達という理由で、犯罪者の擁護ができるのか」と非難が殺到。チェ・テウクは当該の発言を削除し、釈明文を掲載した。

「サッカーファンの気持ちを推し量ることが出来なかったことをお詫びしたい。同じサッカーだけで生きてきた人間として残念であるというのが私の率直な気持ちだ。誰よりもサッカーを愛する私も、この機会に全てのスポーツ界からこのような不幸なことがなくなって欲しいと思っている」

チェ・ソングクは昨年10月5日に八百長に荷担したとして韓国サッカー界から永久追放処分となり、今年の2月9日には懲役10ヶ月、執行猶予2年、200時間の社会奉仕の有罪判決を受けた。

しかし海外でプレーする事を止める既定がなく、1月16日にマケドニアリーグのFKラボトニツキに加入。既にデビューも飾っている。

韓国スポーツ界を揺るがした八百長事件(現在はバレー、野球に波及している)。その罰則が強い効力を表していないことに批判が巻き起こっていた渦中の出来事であり、チェ・テウクの発言はあまりに軽率であったといえよう。

(筆:Qoly編集部 K)

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