「あれなら俺でも決められた」というのはサッカーファンであれば一度は使ったことのある言葉だと思われるが、これほど“誰でも決められる”決定機というのも珍しいだろう。22日に行われたタッサ・グアナバラ準決勝、ヴァスコ・ダ・ガマ対フラメンゴで、フェネルバフチェなどで活躍したフラメンゴのストライカー、デイヴィッジがまたまたやってしまった。
開始早々、ヴァグネル・ラヴのゴールでフラメンゴが先制。ヴァスコもすぐさまアレクサンドロの同点弾で追いつくという拮抗したなかで、再びフラメンゴが決定機を迎える。しかし・・・
ロナウジーニョのパスからレオナルド・モウラが完璧なお膳立て。誰もがフラメンゴが勝ち越したと思った次の瞬間、デイヴィジのシュートは無情にもゴールポストへ・・・。相手ヴァスコサポーターからはデイヴィジコールが巻き起こり、勝利の女神も呆れたのか、試合はジエゴ・ソウザの決勝点によりヴァスコが2-1の逆転勝ちを収めている。
試合後、デイヴィッジは落胆を隠せない様子で「僕の人生で最悪のミスだった。説明できないし、信じられない」と話した。
ちなみに、ヴァグネル・ラヴのゴラッソはこちら。
(筆:Qoly編集部 O)
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