ファビオ・カペッロのイングランド代表監督辞任後、後任にはイギリス五輪代表監督でもあるステュアート・ピアースがその座に就いているが、依然として注目されているのが「次期イングランド代表監督は誰になるか?」という話だ。
現段階では、ウェイン・ルーニーら選手たちからの後押しもある、ハリー・レドナップの招聘が有力視されているが、それと同時に噂に上がっているのがジョゼ・モウリーニョの就任説だ。予てよりイングランドでの復帰を希望しており、代表監督にも興味を抱いているといわれる、“スペシャルワン”を待望する声は少なくない。
しかし、イングランドサッカー協会の考えは大きく違うようだ。協会でチーフ・エグゼクティブを務めるアレックス・ホーンは『BBC RADIO 5 Live’s Sportsweek』の中で「代表監督はイングランド人が好ましい」と語り、モウリーニョを招聘するプランを間接的に否定した。
「『後任はイングランド人でないといけない』と決めたわけではない。ただ、イングランド人であるほうが好ましいのは明確だ」
「これは皆が思っていることだが、やはり、ブリティッシュを監督に据えたほうが協会としても信頼を置きやすい」
「我々は英語でのコミュニケーションスキルの重要性を求めているが、理想的に言えば、やはりイングランド出身のプレーヤーの扱いに慣れている人物となるだろう」
(筆:Qoly編集部 T)
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