3月19日、ボルトン・ワンダラーズは、先日のFAカップで心臓発作を起こしたファブリス・ムアンバの病状について「わずかに改善を見せている」と発表した。

発表によると、ムアンバの心臓は現在薬の助けなしに脈を打つことが出来るようになり、彼自身で手や足も動かせるようになっているという。

「しかしこれからを考えればまだ予断は許さない。彼は依然として集中治療室で密接に監視していく必要があり、ロンドンチェスト病院のスタッフによって治療が続けられる」

ボルトン・ワンダラーズの会長を務めているコリン・ガートサイドは、治療に当たったスタッフ、トッテナム、そしてファンに感謝を述べている。

「この突然の重大な出来事に対応して下さったロンドンチェスト病院のスタッフに感謝している。そしてトッテナム・ホットスパー、 スタッフ、ファン、選手、試合の職員の方々から受けたサポートも、信じられないほど素晴らしかった」

監督を務めるオーウェン・コイルも感謝の言葉を述べた。

「家族に代わって、私たちが感謝の意を表したい。皆がファブリスのために祈ってくれた。それが彼の家族の大きな力になっている」

また、ムアンバの婚約者であるショーナ・マグンダは、自身のツイッターでこのようにつぶやいた。

「命あるところに、希望がある」

(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}

{module [173]}

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」