選手の自律に賭けたが…

Kリーグ開幕から5試合が消化されたが、ユ・サンチョル監督が率いる大田シチズンは一つの勝ち点も獲得できず最下位に沈んでいる。さらにサポーターが仁川ユナイテッドのマスコットを暴行する事件を起こしたため、ホーム観客席の閉鎖を余儀なくされている。

スポーツ朝鮮紙のパク・チャンジュン記者は、この不調でチームを率いるユ・サンチョル監督の指導が「変わった」という記事を掲載した。それを抜粋して紹介したい。

「監督は選手時代から炎のようなカリスマではなく穏やかな性格だった。大田シチズンの練習場ではコーチの声の方が大きかった。監督は全体練習が終了した後に静かに話をしていた。

しかし、そんな監督が変わった。5連敗の不振が彼を変えたのだ。“プロ選手ならば、自分で選択していかなければならない”という持論を持っている監督であるが、選手を管理することに乗り出したのである。

『これまで選手には自律することを求めてきた。しかし、もう少し体系的に管理するべきかと思った。もちろん昔の人のように無闇に権力を振りかざすようなことはしないが、もっと選手たちに積極的に関与している。自律には責任がつきまとう。成績が向上しないので雰囲気を変えたかった』

また、トレーニングのプログラムの変更を行い、選手に事細かく伝えた。練習態度や集中力を向上させるために。

『戦術練習はどうしても高い集中力が必要になる。我々は負傷している選手が多く、戦術の頻繁な変更が余儀なくされているため、より効率的に行う必要があった』

大田シチズンは序盤の不振から降格候補の筆頭にあげられている。もしかしたら昨季3勝しか出来なかった江原FCの成績を下回るのではないか、という評価も為されている。ユ・サンチョルは大田を生まれ変わらせることが出来るか」

(筆:Qoly編集部)

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