今月に入り、イギリスの人気Webサイト『caughtoffside』は、「2011/12シーズン版、プレミアリーグベストプレーヤートップ10」をポジション別に挙げているが、今回は今季のプレミアリーグでゴールを量産したストライカー編を紹介しよう。

第十位 グラント・ホルト(ノリッチ)

過去2シーズン渡ってノリッチのエースとしてチームを昇格に導いてきた男はプレミアリーグの舞台でも活躍。カナリーズが早々と残留争いから脱出できたのは、ここまでチームトップとなる13得点を記録した彼の存在があってこそ。

第九位 ヤクブ・アイェグベニ(ブラックバーン)

未だに降格ゾーンを抜け出せずに苦心するローヴァーズにおける数少ない光明。正直言って、もしシーズン前に彼を獲得できていなかったら、チームは既に降格が決定していただろう。それほどまでに彼は重要な役目を果たしている。

第八位 エマニュエル・アデバヨール(トッテナム)

プレミアリーグにおいてもトップクラスの問題児であったが、スパーズへの加入を果たした今季は意気揚々とプレー。その貢献度は13得点11アシストと数字面でもはっきりと表れているが、破壊力溢れる攻撃陣を助けるポストワークなど、黒子としての働きも大きい。

第七位 パピス・シセ(ニューカッスル)

冬の移籍市場後の参戦であったが、プレミアリーグを震撼させたその活躍を考えれば、ランクインも頷けるだろう。同胞であるデンバ・バとパワフルなユニットを組み、10試合で11得点と驚異的なゴールラッシュ。また、ピッチ外でもヒーロー的な振る舞いを見せている。

第六位 ルイス・スアレス(リヴァプール)

パトリス・エヴラとの一件やダイブ疑惑など、ネガティブな話題も提供してしまったが、彷徨えるリヴァプールを幾度となくそのプレー自体は筆舌に値。国内のリーグとカップ戦を合わせると、14ゴール10アシストという記録を残している。

第五位 クリント・デンプシー(フラム)

フラムの絶対的エースは、純正的なフォワードではないにも関わらず、プレミアリーグにおいて16ゴールを叩き出すなど、スコアラーとしての能力が完全に開花。アメリカ人史上最もプレミアリーグで成果を上げたフットボーラーと言っても差し支えはないだろう。

第四位 セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)

「その実力はわかっていたが、ここまでやるとは思っていなかった」と語るプレミアリーグファンは多いはず。その類稀なゴール製造能力はイングランドの地でさらなるレベルアップを見せ、既に昨季アトレティコで刻んだゴールを一つ上回る21ゴールを計上している。

第三位 デンバ・バ(ニューカッスル)

言わずと知れた、今季のプレミアリーグにおける、最大のヒット。ウェストハムでのプレーを終え、“移籍金ゼロ”でニューカッスルに加入すると、驚異的なパフォーマンスで一時はリーグ得点王の座にもつくほどのゴールラッシュを見せた。

第二位 ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)

このままユナイテッドがプレミアリーグ王者に輝けば、きっとリーグ年間最優秀選手の栄誉は彼にもたらせるはずだ。11ゴールに終わった昨季と打って変わって、今季は26得点とゴールメイカーとしての才能が再覚醒。得点王レースで首位を行くファン・ペルシー(27得点)も射程圏内に。

第一位 ロビン・ファン・ペルシー(アーセナル)

現時点で、最優秀ストライカーを決定するのであれば、彼以外の選択肢はないだろう。一時はELの出場権獲得すら危うかったチームにおいて、いかなる時でもファンの期待に応えてきた点取り屋はプレミアリーグで27ゴールをマーク。そして、そのゴールは何と17チームから奪っている。

(筆:Qoly編集部 T)

センターバック編

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