「プレジデンツカップ決勝を戦えることは喜びである」

4月23日、UAEではプレジデンツ・カップの決勝戦が開催される。準決勝は4月8日に行われ、昨年王者のアル・ジャジーラとバニ・ヤスがファイナルへと駒を進めた。

アル・ジャジーラの監督を務めているカイオ・ジュニオール氏は、これがタイトルを取る唯一のチャンスであると話す。

「我々は既にAFCチャンピオンズリーグで次のラウンドに進出することが決定している。それが大きい。ファイナルに臨むための準備にスムーズに取り組むことが出来た。いくつかの特別な準備をしたよ。最近は多くの試合を戦っていたので、選手の回復に努めた。彼らがモチベーションを維持するために、精神的な準備に取り組んできたんだ。

相手のキープレーヤーはアンドレ・サンゴールとフランシスコ・ジェステの2人だと言えるが、バニ・ヤスの強さはなにより、彼らが『チーム』としてまとまっていることだね。

プレジデンツ・カップ決勝を戦えることは喜びだ。誇りに思っている。リーグではわずかに優勝の可能性が残っているが、おそらく国内でのタイトル獲得はこれがラストチャンスだろう。選手の意欲は高い。

私はアベウ・ブラガなど前任者の良い仕事が創り上げた基盤の恩恵を受けている。私が自分のエッセンスを追加して、ブラジル・スタイルを取り戻すことが出来ているんだ」

対するバニ・ヤスのガブリエル・カルデロン監督も「ディフェンディングチャンピオンにとって困難な試合にしてみせる」と話した。

「我々は勝つことしか考えていない。アル・ジャジーラが良いチームであることは分かっている。我々は困難な課題に直面しているが、しかし勝利のために全てを賭けて試合に望む。

最初の目標は決勝戦に駒を進めることだった。それが達成されて嬉しい。成し遂げたチームには満足している。しかし、最終的な目標はカップを掲げることだ。

バニ・ヤスが以前にカップを獲得したのは20年前。その歴史を認識している。私のチームは、その栄光を再び繰り返したいというモチベーションに溢れているのだ」

プレジデンツカップ決勝戦は本日4月23日、現地時間14時にキックオフされる。

(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}

{module [173]}

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介