ユヴェントスのDF、アンドレア・バルザッリが優勝へ向けて突き進むクラブを支える3つの要因を明らかにした。
昨シーズンを7位で終えたイタリアの貴婦人は、シーズン開幕当初はダークホース的な存在とみなされていたが、アントニオ・コンテ監督の率いるチームは次々と勝利を手にし、セリエA5試合を残し無敗をキープ。引き分けが多く2位のミランとの勝ち点差は3だが、イタリアを代表するクラブが復活したと世界中からの称賛を集めている。2011年の1月にビアンコネーリの一員となったバルザッリはユヴェントスが復活した要因を明かしてくれた。
「今シーズンがうまくいっているのには3つの理由がある。まずは新しいスタジアム。クラブの歴史や個性が重要なものであることを理解させてくれたよ」
ユヴェントスは今季から新しいホームであるユヴェントス・スタジアムを使用している。これは前の本拠地であったデッレ・アルピを取り壊して立てられたもので、イタリアでは初めてのクラブ所有のサッカー専用スタジアムである。
「第2にアンドレア・ピルロ。彼はチャンピオンでありそれ以上のものを与えてくれた」
ピルロは去年の夏にフリートランスファーでミランから加入。瞬く間にチームにフィットし、チームに違いを生み出す欠かせない存在となっている。
「そして最後はアントニオ・コンテだ。僕らのコーチは彼の個性、アイディア、そして戦い方を示してくれた」
「今、彼は僕らに残りの試合に集中し続けるように要求するだろうね。しかし、それは必要ないよ。僕らは充分に経験を積んでいて、何をするべきかわかっているからね」
スタジアム、ピルロ、そしてコンテ。3つが要因が機能的に噛み合ったからこそユヴェントスは復活したようだ。
(筆:Qoly編集部 L)