「我々は全ての金融取引を行うことが出来ない」
4月24日、ダカール裁判所は、前代表監督アマラ・トラオレ氏との間の給与未払い訴訟に関連し、セネガルサッカー連盟の銀行口座を凍結したことを明らかにした。
連盟会長を務めているオーギュスタン・サンゴールは、五輪サッカー競技の組み合わせ抽選会に出席するため訪れていたロンドンで電話インタビューに答えた。
「私たちの口座は裁判所の命令で月曜日に凍結された。そのことを今朝知った。
この状況で我々が出来ることは、裁判所に命令の差し止めを求めることだけだ。数ヶ月はかかるかもしれない。今我々には何も出来ない。全ての金融取引を行うことが出来ないのだからね」
今年1月に開かれたアフリカネイションズカップで惨敗したセネガルは、アマラ・トラオレ前代表監督を解雇した。
これが不当解雇だったと主張するアマラ・トラオレ氏とセネガルサッカー連盟の間では法廷闘争が続いており、セネガル北部のサンルイス裁判所が今月初め、セネガルサッカー連盟に対して2ヶ月分の給与と休暇手当に当たる36万フランの支払いを命じていた。
そして24日にアマラ・トラオレ氏の弁護士が裁判所にセネガルサッカー連盟の口座を凍結する要求を提出し、受理されていた。
(筆:Qoly編集部 K)
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