代表MFが事故死、ワールドカップ予選に向けてルワンダに打撃

5月17日、ルワンダサッカー連盟は「代表MFパトリック・マフィサンゴが交通事故により死亡した」と発表した。

パトリック・ムテサ・マフィサンゴは1980年生まれの32歳。ザイール(当時)のキンシャサ生まれのルワンダ代表MFで、これまで23試合に出場して2ゴールをあげている中心選手の1人。6月に予定されていたワールドカップ予選のアルジェリア戦に向けたメンバーにも選出されていた。今季はタンザニアのシンバSCでプレーし、守備的MFを務めながら11ゴールを記録して得点ランク1位に付けている。

事故は17日の早朝4時、ダルエスサラームのナイトクラブからの帰りに発生。マフィサンゴが運転していた車は、オートバイ(自転車タクシーという報道もある)を避けるために道を外れ、脇の溝に飛び込んで衝突。病院に運ばれる途中に彼の死亡が確認されたとのこと。

ルワンダ代表監督を務めているミルティン・スレドロイェヴィッチは、BBCスポーツのインタビューに対してこう話した。

「我々にとって非常に悲しい事故だ。みんな途方に暮れている。クラブ、そして代表チーム両方で、彼には未来が待っていたはずだ。我々にとっても大きな価値がある選手だった。

我々は彼を失った。しかし、彼を記憶に留めなければならない――ハードワーク、クオリティ、パフォーマンス、そして得られた結果と共に、彼を思い出せるようにね」

(筆:Qoly編集部 K)

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