「私の最後の給与は、9月だったね」
5月22日、ロイター通信は「中央アフリカ代表監督を務めていたジュレス・アコルシ氏が、給与未払いを理由に辞任した」と報じた。
ジュレス・アコルシ氏は1947年生まれのフランス人監督。主に近年は中東やアフリカで指揮を執っており、2010年に中央アフリカ代表監督に就任。FIFAランキングでは3桁順位に位置する弱小国ながら、2012年アフリカネイションズカップ予選ではグループDで2位に付けるという結果を残している。
アコルシ氏はラジオのインタビューでこう話した。
「私の最後の給与は、9月だったね。問題について政府の高官に訴えて、何かしら改善があることを期待していた。少しは支払ってくれるのではないかとね。
しかし、彼らからは何の反応もなかった。ここでやり残したことは数多く、正直なところ後悔は多い。だが、最終的には職を離れることにした」
中央アフリカ代表は6月にワールドカップ予選を控えている。多くの国が合宿に入る中、チームを導くべき指揮官を失ってしまうという危機的状況になってしまった。
(筆:Qoly編集部 K)
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