コートジボワール代表の新監督はラムーシ氏
5月28日、コートジボワールサッカー協会は公式ウェブサイトで「代表監督に元フランス代表選手サブリ・ラムーシ氏を招聘した」と発表した。
サブリ・ラムーシ氏は1971年生まれの40歳。現役時代は職人肌の守備的MFとして活躍し、ジダン時代のフランス代表に招集された経験を持っている。日本人選手とも縁が深く、2000年から所属したパルマでは中田英寿選手と、05/06シーズンに加入したマルセイユでは中田浩二選手とともにプレーした事がある。
晩年は主にカタールリーグでプレーし、2009年限りで引退した。プロの指導者としての経験はなく、これが初の監督就任となる。
コートジボワールサッカー協会は、自国出身のフランソワ・ザウィ監督の下でアフリカネイションズカップ準優勝を果たしたものの、その後契約を更新しない旨を通達し、指揮官交代に向けて動いていた。
スヴェン・ゴラン・エリクソン氏の復帰などの節が流れていたものの、結局ワールドカップ予選まであと5日という直前になって経験のない監督を招聘したということで、協会のWEBサイトには批判のコメントが溢れている。
ラムーシ新監督は、6月2日に行われるワールドカップ予選タンザニア戦で勝利し、批判を撥ね除けることが出来るだろうか。
(筆:Qoly編集部 K)
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