イタリアサッカー協会の副会長、デメトリオ・アルベルティーニはスペインとイタリアがEURO2012のグループCの勝ち抜け候補であるという考えを変えていないようだ。
世界中が注目した試合で「スペクタクル」という言葉にふさわしい内容で初戦を引き分けで終えた両チーム。共に勝ち点1を得る結果となった一方でグループのCもう一試合ではクロアチアがアイルランドを3-1で一蹴している。
かつてミラン、アトレティコ・マドリー、バルセロナなどでプレーした元イタリア代表MFは以下の様に語っている。
「引き分けは両チームにとって満足する結果だろう」
「我々は2つの偉大なチームによるゲームを見たが、どちらも3ポイントを得ることはできなかった」
イタリアはぶっつけ本番の3-5-2のシステムでスペイン戦で挑み、スペインはプリマ・プンタのいない所謂「0トップ」のシステムで試合を戦った。
「イタリアは運動量もクオリティもあるプレーをした。イタリアは彼らの経験を示したね」
「スペインは純粋なアタッカーを起用して試合に望むべきだったと思うが、それでも彼らはチャンスを創り出した」
「今はクロアチア戦に向かって準備しているが、我々とスペインがグループを突破する有力候補であると思っている」
なお、グループCの次のゲームは現地時間の6月14日木曜日に行われる。
(筆:Qoly編集部 N)
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