韓国 | 3 | - | 0 | レバノン |
キム・ボギョン キム・ボギョン ク・ジャチョル |
30' 48' 90' |
|||
韓国がホームでレバノンを下して2連勝を飾り、スタートダッシュを成功させた。 シャドーに入ったイ・グノが広く動いてボールを引き出し、パスが入ればスピードアップし、ダイレクトでパスを回して守備を崩す。シンプルな戦術でレバノンの守りを崩しに掛かった。 序盤は分厚いブロックにやや攻めあぐねたが、30分に左サイドでパク・チュホのパスにイ・グノが飛び出して折り返し、キム・ボギョンがボレーを決めて先制点を奪取し、膠着した中から試合を動かすことに成功した。 後半開始直後にもコーナーキックからのカウンターで追加点をあげる。イ・ドングクのロングパスでキム・ボギョンが広大なスペースに飛び出してシュートを決めた。 試合終了間際にもダキクの軽率なキープからボールを奪ったク・ジャチョルが豪快にシュートを決めて3点目。流れの中からはそれほど多くのチャンスはなかったが、結果的には韓国にとって理想的なスコアとなった。 |
||||
イラク | 1 | - | 1 | オマーン |
マフムード(PK) |
37' |
8' |
アル・バルーシ |
|
イラクとオマーンの試合はお互いに譲らず1-1のドローで終了。イラクがホームゲームを行えないためにドーハでのデーゲームになったこともあってか、運動量のコントロールが難しい試合となった。 開始直後にアル・ハドリのフリーキックから失点を喫したが、前半は主にイラクが主導権を握った。ボールホルダーに釣られ、サイドが開く傾向があるオマーンの守備を、カラル・ジャシムのドリブルやサマル・サイードのオーバーラップで破った。37分にマフムードのフリーキックが壁に入っていたアル・ホスニの手に当たってPKを獲得し、同点に追いついた。 後半の序盤はオマーンが盛り返す。4-2-3-1に変更して中盤を厚くしたことで守備が改善され、前半死んでいたサイドの攻めも復活。消耗が目立ち始めたイラクを押し込む場面が増加し、チャンスを作り出した。しかし70分台になるとオマーンも疲弊。お互いにルーズになると地力で勝るイラクが再びペースを握り、攻勢をかけた。 しかしスコアは両者動かすことが出来ず、1-1のまま試合は終了した。 |
||||
イラン | 0 | - | 0 | カタール |
イランとカタールの試合は一度もネットが揺れることなくスコアレスドローで終了した。 ウズベキスタン戦で守備的なサッカーをしたイランだが、ホームでのこの試合では攻撃的にプレーした。とにかく縦に早く展開し、人数はかけるが時間はかけず、急いで攻撃をやりきるというシステムである。 ただカタールはセンターバックタイプ4枚を並べ、ボランチは両方とも守備的、アル・バルーシもあまり攻めないという状況。スペースがなく中が厚いため、イランはただ高い壁に向かって適当にクロスを放り込むだけの工夫のない攻めになり、決定的な場面はあまり多くなかった。 逆にカタールは、攻撃機会は少なかったものの、ハルファンのドリブルを生かしたカウンターは効果的に働いた。ただこちらはサポートが少なすぎ、得点に結びつかなかった。とはいえ、カタールとしてはこの結果は「してやったり」だろう。 |
(筆:Qoly編集部 K)