再起に賭ける名門、来季の飛躍はあるか
6月19日、レキップ紙は「移籍市場でソショーが活発に動きを見せている」と報じ、獲得、および放出の噂をまとめた。
19日午後には昨季ギリシャ1部のパナシナイコスに所属していたマリ代表DFセドリック・カンテとの契約交渉が合意に達し、2年契約での獲得が内定した。
また昨季イタリア・セリエAのウディネーゼからレンタルしたコートジボワール人MFティエリ・ドゥバイに関しても、チームに残すための具体的なオファーを送っているとのことである。
さらにベテランのテディ・リシェールを放出したことで層が薄くなったゴールキーパーには、2011年にドイツのフライブルクを退団して以来所属クラブがない状態となっている元フランスU-21代表選手シモン・ププランの獲得を考えている。
攻撃陣には、具体的なオファーには至っていないものの、2部に降格したオセールに所属しているケニア代表FWデニス・オリエチ、名門ル・アーヴルでここ数年大きな成長を見せたカーボ・ヴェルデ代表FWライアン・メンデス・ダ・グラサに興味を示している。
逆に高値で売れる選手の放出の話も進んでいるようだ。
ル・マンで松井大輔選手と共にプレーしたことで知られるマリ代表FWモディボ・マイガは、イングランド・プレミアリーグに昇格したウエストハム・ユナイテッドが500万ユーロ(およそ5億円)のオファーを送ってきている。ソショー側は800万ユーロを希望しており、現在交渉が行われているようだ。
またポーランド代表CBのダミアン・ペルキスも、契約が2013年までとなっており、移籍金を払ってくれるクラブがあれば放出する意向である。現在はドイツのチームからオファーがあるとのこと。
(筆:Qoly編集部 K)