以前、輸血バックに似せたインテルナシオナルのユニフォーム包装についてお伝えしたが、ブラジルからまた“血”とユニフォームに関する話題が届いた。

ユニフォームを使った画期的な試みを始めたのはブラジル北東部の港湾都市サルヴァドールを本拠地とするヴィトーリア。1899年設立と歴史あるヴィトーリアだが、現在はブラジル2部に所属している。

そんなヴィトーリアのユニフォームは本来、赤と黒のボーダー柄なのだが、このたび赤を”色抜き”して白に変更してしまった。なんでも、サポーターたちが献血するたび、4本ある白の横線が1本ずつ赤に戻るという。

 

Meu Sangue e Rubro-negroMy blood is Crimson & Black)』と銘打たれたこのキャンペーンはクラブとユニフォームサプライヤーであるペナルティがイニシアチブをとって企画したそうで、ヴィトーリアのポルテラ会長は「単にファンに献血を求めるだけでなく、それ以上の何かをしたかったんです。(クラブが率先することで)ファンがより積極的にこの活動に参加することができるし、(献血によって)多くの命を救うことができるという重要性にも気付くでしょう」とその意図を語った。

伝えられるところによれば、ブラジルでの献血率は2パーセントとかなりの低水準だという。WHO(世界保健機関)は少なくとも3パーセント以上とすることを推奨しているということで、そういった背景も今回のキャンペーンに繋がっているのかもしれない。

なお、白黒ユニでの初陣となった先月末のアバイ戦で2-0の勝利を収めたヴィトーリアは8試合を終えた現時点でリーグ4位につけている。

こちらはヴィトーリアのFacebookに掲載された献血に訪れるファンの様子。