今夏で売却する意思がない事と交渉の存在を否定
今夏、レアンドロ・ダミアオンをミランにも他のクラブにも売却するつもりがないことをインテルナシオナウの会長が主張した。
PSGへ移籍したズラタン・イブラヒモヴィッチの後釜を探しているミラン。インテルナシオナウの22歳のFWは彼らが獲得を検討しているオプションの一つであり、既にダミアオンの代理人はミランのアドリアーノ・ガッリアーニ会長と会合を持っている。しかし、交渉はまだスタートしていない。インテルナシオナウの会長、ジオヴァンニ・ルイージは今夏ダミアオンを売却する意思が無い事を『Milannews.it』に語っている。
「ダミアオンについてはいかなる交渉も存在していない。我々は彼を売りたくない。我々が移籍させられる事をミランは理解するべきだ。彼の代理人ではない。いかなる交渉も始めるつもりはない。ダミアオンは売却不可能、価格なんて意味がない」
ミランが最後にインテルナシオナウと交渉を行ったのは2007年のアレシャンドレ・パト加入時まで遡る。17歳のパトを約2400万ユーロの移籍金で獲得しており、ルイージ会長はパトが今季のミランのキーマンになると考えている。
「我々はパトと素晴らしい関係を持っている。そして彼が素晴らしいキャリアを築くことを確信している。パトがインテルナシオナウに戻ってくる?いや、それは全く想定外だ。将来的には考えられるがわからないよ」
ダミアオンの獲得が消滅するとミランに残されるオプションは少ない。マンチェスター・シティのエディン・ジェコとカルロス・テベスについてはシティ側が移籍を許さない可能性が濃厚であり、ベンフィカのオスカル・カルドーソとユヴェントスのアレッサンドロ・マトリが有力候補になるだろう。
(筆:Qoly編集部 N)