優勝候補筆頭と目されるセレサォンに衝撃が走った。

CBF(ブラジルサッカー協会)は24日、26日に始まるロンドン五輪・男子サッカーのブラジル五輪代表から守護神ハファエウ・カブラウ(サントス)が右肘の負傷により外れたことを明らかにした。原則により予備メンバーのガブリエウ(ミラン)が18人のメンバーに入り、予備メンバーにヘナン・ヒベイロ(アトレチコMG)が招集されている。

ハファエウ・カブラウはサントスの守護神として昨年のコパ・リベルタドーレス制覇に貢献。当初、マノ・メネジス監督はOA枠でジェフェルソン(ボタフォゴ)をGKの1stチョイスとして考えていたが、今年の5-6月に行われた親善試合で好プレーを連発したハファエウを守護神に指名。余ったOA枠をフッキ(ポルト)らフィールドプレイヤーに回していた。

ハファエウの負傷によりゴールマウスを守るネト(フィオレンティーナ)はアトレチコ・パラナエンセの守護神として活躍していた2010年からブラジルA代表にも招集されているが実際に試合でプレーした経験はなく、2011年より在籍するフィオレンティーナでも僅かな出場しかない。

開幕直前となり、悲願の五輪金メダルを目指すセレサォンに暗雲が漂い始めた。

(筆:Qoly編集部 H)

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