ヤニス・タフェル、フランスを離れて復活なるか

7月24日、レキップ紙は「リヨンを退団した元フランスU-20代表FWヤニス・タフェルが、スイス1部のローザンヌ・スポルトに加入する事が決まった」と報じた。

現在のところ公式発表はまだであるが、記事によれば既に交渉は合意に達しており3年間の契約にサインをしているとのこと。リヨンとの契約は6月に終了しており、移籍金はかからない。

ヤニス・タフェルは1991年生まれの21才。アルジェリア人の父とポルトガル人の母を持つ。リヨンの下部組織では大きな期待を集めた左利きのストライカーで、フランスの各年代の代表チームでは常にエースとして活躍。2008年にトップチームに昇格してからもブレイクを期待された。

しかし、なかなか飛躍を遂げられず伸び悩み、10/11シーズンにジニャックの穴埋めとして期待されレンタル移籍したトゥールーズでもレギュラーを得られず、無得点という結果に終わった。昨季はリヨンに復帰したが、1月に手術を受けシーズンを棒に振っている。

なお、ローザンヌ・スポルトの監督は、松井大輔選手がサンテティエンヌに移籍した際にチームを率いていたことで知られるローラン・ルセイ氏が務めている。

(筆:Qoly編集部 K)

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