ユナイテッド、シボレーと7年契約
日本代表の香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドが30日、新たなユニフォームスポンサーを発表した。
2012年もアメリカの経済誌『Forbes』の「世界で最も資産価値の高いスポーツチーム」で1位に選定されるなど、スポーツ界の最高峰に位置するユナイテッドと新たに契約を結んだのは、アメリカのゼネラルモーターズ(GM)。
契約期間は2年後、2014-15シーズンからの7年間で、契約金は年間6000万ドル(約46億8000万円)から7000万ドルと伝えられている。これは現在契約しているエーオン(Aon)の2倍以上。さらに、契約開始時には別に1億ドルが支払われるようだ。なお、実際に胸に入るのは、GMの保有するシボレー(Chevrolet)ブランドとなる。
ユナイテッドとGMは今年5月に5年間の公式オートモーティブパートナー契約を結んでいた。
1982年、日本のシャープ(Sharp)とクラブ史上初のユニフォームスポンサー契約を結んだユナイテッド。当時もそれなりに強豪ではあったものの、1967年を最後にリーグ優勝からは遠ざかり、1970年代には2部落ちも経験していた。しかし、1986年のファーガソン監督就任、そして1992年のプレミアリーグ創設を機に一気にリーグの盟主へと駆け上がり、1998-99シーズンの“トレブル”でその座を確固たるものとした。
クラブの発展を支えたシャープとの関係は2000年に終了。その後、Vodafone(2000-2006)、AIG(2006-2010)を経て、現在のAonに至っている。