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ACミラン、次なるターゲットを選定か

8月5日、レキップ紙は「ACミランはモンペリエDFマプ・ヤンガ=エンビワの獲得を断念し、マルセイユのカメルーン代表DFニコラ・エンクルにターゲットを変更する」と報じた。

パリ・サンジェルマンにブラジル代表DFチアゴ・シウヴァを4500万ユーロで売却したACミラン。その後釜にとマプ・ヤンガ=エンビワを獲得しようと試みていたが、モンペリエ側は500~600万ユーロといわれているオファーの金額に納得せず。態度を硬化させ、交渉は暗礁に乗り上げていた。

記事によれば、そこでミランは獲得のターゲットをニコラ・エンクルに移し、チアゴ・シウヴァの後釜の候補にあげているという。

ニコラ・エンクルは1990年生まれの22才。上背はそれほどではないものの、豊かなスピードと強靱なフィジカルを併せ持つパワフルなディフェンダーである。2008年にモナコでトップチームに昇格し、ボランチとしてレギュラーを獲得。次年度にはセンターバックにポジションを移し、チームに欠かせない戦力に成長。モナコでは3シーズンで78試合に出場し2ゴールをあげ、昨季チームの降格に従ってマルセイユに移籍した。

なお、ミランがチアゴ・シウヴァの穴埋めに獲得を狙っているのは、チェーザレ・ボヴォ、アンドレアス・グランクヴィスト、そしてこのニコラ・エンクルではないかとのことである。

(筆:Qoly編集部 K)

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