アルジェリアとリビア、遺恨が残る予選に

10月15日、レキップ紙は「アフリカネイションズカップ最終予選、アルジェリア対リビアの試合後にサポーターが衝突し、15名が負傷した」と報じた。

今回の予選でアルジェリアとリビアの間には多くのトラブルが起こった。9月に行われたファーストレグでは、試合中のリビアのラフプレーに対して、アルジェリアの監督を務めているヴァヒド・ハリルホジッチ氏が会見で激怒。試合後には選手が乱闘を起こしたほか、サポーターがピッチになだれ込み、警察が出動する騒ぎとなった。

そして試合の次の日、その報復としてアルジェリアサポーターが空港に滞在していたリビアの選手団を襲撃。幸いにして怪我人は出なかったものの、選手が直接暴行されるという異例の事態になった。

そしてそれから1ヶ月経った14日、アルジェリアのホームで行われたセカンドレグ終了後にもサポーター同士が衝突する騒ぎが起こってしまった。乱闘で負傷した15名は幸い命に別状はなく、アルジェから50キロ離れたブリダの病院で治療を受けたという。

(筆:Qoly編集部 K)

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