原因不明の腹痛により休養するブルーノ・メツ
10月18日、UAE1部リーグのアル・ワスルは「監督を務めているブルーノ・メツ氏が病気により一時的に職務を離れることとなった」と発表した。不在中の指揮はアシスタントコーチを務めているジル・モリソーとナセル・ハミスが共同で行う。
ザ・ナショナル紙の記事によれば、ブルーノ・メツ氏は継続的な腹痛に悩まされており、月曜日のアル・ジャジーラ戦を終えた後に病院の診察を受けたという。病気の原因が特定されるに至らなかったため、しばらくは検査と治療に専念させることになったとのこと。
アル・ワスルの広報担当者であるタリク・アル・シャラヴィ氏は、メツ氏についてこう話した。
「現在のところ、まだ病気について正確に突き止めることが出来ておらず、最終的な結論が出ていない状況にある。
コーチは疲れており、医師のアドバイスによれば、一日の仕事を行えるような体調ではないとの話である。今週彼はいろいろな病院を訪れなければならなかったし、トレーニングに顔を出せなければ指揮を執ることは出来ない。
我々が今言えることは、彼の病気を特定するために徹底的な検査が行われているという事実だけである。もし病名が判明した場合でもそれはプライベートな話で、それを尊重していないファンやメディアから尋ねられたとしても答えることは出来ない。彼自身や家族、そして選手やファンに悪影響を与える噂に発展することは避けたい」
暫定監督に就任するジル・モリソーはこのようにコメントを発表している。
「メツは休養を命ぜられている。我々は間違いなく彼に戻ってきて欲しいと考えている。アウェイゲームを控えているが、密接に連絡は取っている。早く彼の病気が判明してほしい。彼の状態を話す立場にはないが、とにかく毎日どんどん回復して欲しいと思っている。
本当にこれがチームに悪影響をもたらさないことを願う。リーグの開始以来保ってきたレベルを維持できることを目標にする」
(筆:Qoly編集部 K)