2,3名の選手を補強し、巻き返しを図りたいロジャーズ
リヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督はチームの再建にもっとゴールが必要な事を強調し、1月には2,3名の選手を補強する可能性を示唆した。
北アイルランド出身のロジャーズはチームがチャンピオンズリーグ出場権争いへ戻れる事を信じており、そのために1月のマーケットでは精力的な補強に転じるつもりだ。その中の一人が先日も報じたアーセナルのセオ・ウォルコットだ。クラブのオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループからは全力のサポートを得られるようで、夏のマーケットでクリント・デンプシーを撮り逃した様な辞退は避けたいと考えている。
「1月は何人かの選手によってスカッドをリフレッシュする機会だと感じている。誰が欲しいかは言及しないが、我々には助けとサポートが必要だ。それは2、3名の選手を補強することだよ。ルイス・スアレスしかストライカーがいない。サメド・イェシルはまだ18歳だ。我々には彼らしかいない。これらが弱みであり、再建のプロセスにいるんだ」
「今季は過渡期になっているが、戦い続けるためにモチベートするのは辞めてはいない。現実的になるべきだよ。順位表の上位がどれだけ投資したか見てくれ。トップ4にいるトッテナムは5000万ポンド以上使っている。これは大きなタスクだが我々は受け入れなければならない」
FW陣の層が薄いにも関わらず、ウェストハムへレンタル中のアンディ・キャロルを呼び戻す考えはあまりないようだ。
「それ(キャロルを呼び戻す事)は現時点で私の考慮することではないよ。アンディはもっとプレーしたいと言ったが、彼が戻ってきたとしても変わるとは思えないんだ」
また、チャンピオンズリーグに出場していない事が補強戦線で不利になっているとも考えていない。
「このフットボールクラブとその歴史はいつまでも選手たちにとって魅力的なものだ。ヌリ・シャヒンの例を見てくれ。彼はチャンピオンズリーグに出場するクラブへ移籍する事もできたし、我々が興味を持つまではチャンピオンズリーグに出場するクラブ(=アーセナル)に移籍する方向だった。クラブの歴史という偉大なサポートによって彼をここへ連れてくる事ができたんだ。常に最高の人々と最高の選手たちを呼び寄せるクラブであるべきだが、我々はまず最高のレベルの試合に戻らねばならない。そうすればもっと簡単になるはずさ」
(筆:Qoly編集部 L)